冷たいあなたは救世主


私は康くんがバイトに行っている間に、憲吾さんに電話をしてみた。


日曜日だから、大丈夫。


…出てくれる。



…ああ、でももし出てくれなかったら?


私はどうしたらいいの?



私の不安も気にせずに、呼び出し音はただ無機質に響いていた。





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