冷たいあなたは救世主


「小宵ちゃん?」


新宿駅の南口に立っていると、誰かに声をかけられた。


顔をあげると…


「やっぱ小宵ちゃんだー。

久しぶり。」


憲吾さんが立っていた。


「えっと…お久しぶりです。」


私はペコリと頭を下げた。


「こんなとこでもあれだから…お茶しよっか。」


私は憲吾さんに連れられ、近くの喫茶店に入った。





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