冷たいあなたは救世主


「なぁ」


いきなり雪野さんが入ってきた。


「っ…

な、なんですか?」


「バイトはもうやめろ。」


「えっ…」


突然の言葉に私は驚く。


「…どうしてですか?」


「…遠いだろ、こっから。」


「でも…

なら、ここらへんでバイト見つけて…」


「それもすんな。」


「えっ…?」


「それだけだから。

あと、寝るのは昨日のところな。」





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