冷たいあなたは救世主
康くんに暴力を振るわれていたこともそうだし、
なによりもこっちでうまくやっていけてないことを知られたくない…。
だから私は、雪野さんの言葉に甘えて、少しの間泊めてもらうことにした。
「あの…
家事とか、これから私がやります。」
タダで泊まらせてもらうわけにはいかない。
理由は分からないけど…
なぜかバイト禁止令が出たし…
私がやれることといえば、家事を引き受けることくらいしかない。