冷たいあなたは救世主


帰り支度をして、ふと顔を上げる。


時計を見ると、定時から15分ほどが経っていた。


残っている先輩もいれば、もう帰ってしまった同僚の子もいる。


「お疲れさまです。」


私は一声かけ、軽く会釈をして部屋から出ようとした。


「お疲れさま。」


先輩たちから返事をされる。。


私にはそれがとても嬉しかった。




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