その女、女装男子です
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2-Eまで続く廊下を歩いていく。
「あ、そうだ。」
と、何かを思い出したかのように黒澤が口を開く。
「ここの学校、女より男の方が人数多いから襲われないよいに気を付けてねー」
そう言ってゆるりと微笑む。
笑い事じゃねぇ。確かに今は可愛い女の子だけど、襲われたら流石に…。
まぁ、いざとなったら殴ればいっか。正当防衛だし。
「それと、E組には暴走族の幹部がいるから。あいつらは悪いことしないから大丈夫だろうけど」
へぇ、幹部と同じクラスか。思ったより早く事が進みそうだな。