窓の外の君に恋をした。 長編


「てかなに騒いでたんだ?
 志摩は。」


「だってぇ…
 結羽がぁ…この頃昼休み
 俺をおいてどこかに
 いっちゃうんだもん…」


女子みたいだな志摩。


「そういうことか。
 で?結羽が教えてくれないと…
 まぁ…結羽は聞かれたくないんだろ」


「拓人はよく分かってるな。」

「だろ?」

「えー!?俺は!?」


「「子供。」」


「え!?なんで!?」



騒がしいかもしれないが

俺はけっこうこの空間を気にいってる。


< 10 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop