魅惑のハニーリップ~危険な冒険編~

「ねぇ、千秋。男の人って、こういうとこによく行くものなのかなぁ?」


聖二さんは、初めて昨日行ったって言ってたけど。

楽しかったんなら、また行きたいって思うかもしれないもんね…。


私は例のキャバクラの名刺を千秋に見せてみた。

すると……

千秋が眉をしかめながらも驚いた表情を見せる。


「遥の彼氏、こういうとこ行ってんの?」

「昨日ね、連れて行かれたんだって。
私もさぁ、キャバクラ行ったくらいで怒ることもないかなって思うんだけどね…。
やっぱり…気に入った女の子ができて、しょっちゅう通われるのも嫌だから…」

「当たり前じゃんっ!!」


急に千秋の声が少し大きくなったからビックリした。

一体、どうしたっていうんだろ??




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