君のことなど興味ないッ!!

「な、んで・・いるんすか?!」

怒りで早くもワナワナする。こいつにちょっかい出されて
早く帰れたためしなんてほとんどない。

「そんな怖い顔すんなって~!」

その怖い顔にさせてんのがお前だわッ!!

「まぁまぁ俺は千夏を誘いにきただけだから☆」

誘いぃ~?

「ってなんの??」

「一緒に帰んない?ついでにどっか寄って勉強教えて!」

・・・・こいつ、こんなキャラだったっかな?

「い、いいけどぉさぁ・・・」

「うん?」

「今日はカラオケに行くから無理だよー?」

すると神楽が舌打ちして軽く私の頭をはたいた。
なんではたかれなきゃいけないんだか?!

「なにすんのよッ!!」

抗議するとまるで子供の様なダダをコネ始めた。

「千夏ちゃんにフラレタぁ!!嫌われちゃったぁ!」

なんだそりゃ?!フッタ覚えも嫌った覚えは・・あるか。

それでもギャアギャア文句を言い続けている。お前は幼稚園児かよッ!
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