君のことなど興味ないッ!!

混乱ハ百害アッテ一利ナシ

で。神楽が私を誘ってくれた勉強会の日がつい

にやってきた。テストの2週間前っていう集中

したい頃にやるとか意味わかんないんだよね…

しかもメンツがいまだに分からないっていうね

神楽のことだからギャルとか連れてきそー。て

かギャルだったらカンペキ話し合わないよー!

そんなことを思いながら待ち合わせ場所のファ

ミレス前でつったっていると、駐車場からなに

やら速くて黒い塊が私のほうへ近づいてくる。

ってか。あれなんだ?チャリ?……じゃないよ

な?形てきに……スケボー??

すると黒い塊は私の前を風のように通り去った

……なんじゃありゃ??

しばらくするとまたその黒い塊は戻ってくる。

スケボー?に乗っているのは黒いパーカーとジ

ーンズをはいた男の子かな?顔が見れないんだ

けど。てかまだぐるぐる回ってるし。怖いから

声かけてみよ。

「あ、あのぅ…………」

「あ!!君?!こうきのお気に入り!!」

「は、はい?」するとフードからニヤリと笑う

黒い塊。だめだこりゃ。めちゃ怖い。

「あ~。フードとったほうがい~よね」

と一方的に決断した黒い塊は自らフードを取った

第一印象。。。。。男の子??????????

それもそのはず。髪型は普通のサッカー少年にい

がちなちょいロン毛で金髪のメッシュも入ってい

る。それに。。。恰好がガチで男っぽい。。。。

サルエルパンツだっけ?かなり着崩してる。

「いきなりごめんね?こうきに呼ばれて来たんだ、

明智円佳(あけちまどか)っつーのよろしくね」

え?!ええええええええええええええええ?!!

「お、女の子だったのーーーーーーーーー?!」

「デカい声だすなって!!しかもだいぶ失礼だ

っつーの!!」

「だだだだだっ?!ってーーー!!!?」

一番の驚きは・・・・・・

神楽ってそういう趣味だったのーーーー?!

もっと女の子っぽい子が好みかとおもってた!!

するといきなり明智は私の手を掴んでファミレス

へ引きずって連行(←言葉!)しようとする。

「なっ?!!なにすんの?!まだかぐr・・・

「君、ちょいと勘違いしてんね。いーよいーよ

なにがあったか教えてあげっから」

かなり真剣な顔して私を引きずる。けっこうふん

ばってるんだけど・・・・

力強くないか?!!そうしてジタバタしてる間に

ズンズン進んでいく。

いや~~~(泣)どうなっちゃうの~~~~~~

そして神楽~~~!!!あんたどーゆー趣味して

んのよ~~~~~~!!!!!







< 4 / 24 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop