虹色days∞



そっぽ向く信ちゃんを見つめる


刹那、真っ直ぐな視線と交ざる



ねえ、どうしてよ。

わたしの気持ちは伝わらない?


ねえ、信ちゃん…
わたしじゃやっぱりだめなのかな


「好きや、なんて言えたら
楽なんのかもしれん。

でもな、それはあかんねん…


俺にとっては逃げてることになんねん」


視線が外れて床に落ちた。


「信ちゃん…どういうこと?」


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