虹色days∞
「俺、今…メンバーに支えてもらって
Eighterに支えてもらって…
スタッフに支えてもらって…
今頑張らなあかん時なん、わかるよな」
「…ん」
信ちゃんの言いたいことは
痛いくらいよくわかる。
仕事が大事、そういうことだよね?
「だからその、付き合ったりとか
そういうんは…出来ひんよ」
さらりと述べられた言葉は
わかってたはずなのにズシンと胸に
深く押しかかってきた。
「でも……」
信ちゃんは私の横に腰を下ろした。
そしてそっと、
私の肩を引き寄せた。
「ずっと、ずっと昔から…
おまえのこと特別、他の誰よりも…
大事なんは…絶対変わらへん」
「え……?」