虹色days∞
信ちゃんの肩に寄りかかると
信ちゃんの手の力が強くなった。
そして私は涙が止まらなくなった
「…っ、信ちゃん…」
「泣いてもええけど…。
泣くなら絶対…俺んとこで泣きや…」
静かな部屋にポツリと言葉が浮かぶ。
信ちゃん、信ちゃん。
私の長い月日の片想いは…やっと、
行き場を見つけたよ。ね。
「ほんまに…会えるなんて思ってへんかった。」
運命だよ。きっと。
神様
不公平だなんて思ってごめんなさい。
「会うたり…なかなかでけへんけど、
いつか、絶対告白しにいくから。
待っとってな。」
「……うん!」
信ちゃんのせいで待つのは得意だよ?
大好き…信ちゃん。
end