またね…
そう…



俺は美希が隠している俺の病気のことを理由にして、別れを告げた。




ごめんな。美希…




美希は涙を流しながら別れたくないと言って来る。




やめろ…




俺だって別れたくない…




でも、美希の幸せの方が優先だ。





ごめんな。






そして、美希が病院から家に帰る所を見えるまでずっと見ていた。




美希は涙を手で拭きながら帰って行った。





本当にごめん。





そして、俺も涙を流した。






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