またね…
「やめて…いやだ…」



お母さんは泣きながら言っていた。



見損なった…



お父さんはここまでするの?



そんなにヤりたいなら他の女でいいじゃん。




私はお父さんに殴りかかった。




「痛ってぇな…。誰だよ?」


お父さんは振り向いた。



「やめろって言ってんの、わからない?」



きっと、あのとき、私は完全にキレていた。



「今やめた〜」



絶対、お父さんは私をバカにしていた。



「クソッなめやがって!」



私はもう一回殴ろうとした…




でも、力はいくら頑張っても負けてしまう…




今度、抱かれたのは…



私…。



草苅先輩との優しいエッチではなく…



愛もない…



私はただの人形…



呼吸だけしてる人形…









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