またね…
ありがとう
あの日から毎日、草苅先輩は香奈の病室へ来るようになった。
でも、日に日に、先輩は元気をなくして来る。
そんなあの日。
「俺、香奈ちゃんが治るまでいれるかな…」
私は最初、言ってる意味がわからなかった。
「どうゆう意味?」
「俺はあと少ししか生きられないんだろうな…ってね。」
先輩は悲しそうに…
でも悔しそうに言った。
「俺がいなくても生きろよ。俺の分まで生きろよ。俺はずっと空で待ってるから。美希の寿命まで待ってるから。」
「そんなの…まだ言う必要ないよ…」
怖かった。
これが現実なんだって考えると…
「ははっ!そうだなっ!まだ早いかっ!」
先輩は笑っていた。
でも、あのとき、もしかしたら…
先輩は気付いていたのかな…
でも、日に日に、先輩は元気をなくして来る。
そんなあの日。
「俺、香奈ちゃんが治るまでいれるかな…」
私は最初、言ってる意味がわからなかった。
「どうゆう意味?」
「俺はあと少ししか生きられないんだろうな…ってね。」
先輩は悲しそうに…
でも悔しそうに言った。
「俺がいなくても生きろよ。俺の分まで生きろよ。俺はずっと空で待ってるから。美希の寿命まで待ってるから。」
「そんなの…まだ言う必要ないよ…」
怖かった。
これが現実なんだって考えると…
「ははっ!そうだなっ!まだ早いかっ!」
先輩は笑っていた。
でも、あのとき、もしかしたら…
先輩は気付いていたのかな…