またね…
私は先輩のお母さんの話を聞いて、涙が止まらなかった。




私はうずくまって泣いた。



先輩のお母さんも…




ベッドに座って泣いていた。




“死”はここまで残した人を苦しめるのか…と思うくらい…




でも、残れた人も悲しいけど、1人で先に逝った先輩はもっと辛い。




「これは、私と美希ちゃんとの絶対の約束。大輝の分まで生きよう。そして、この人生を充実させよう。」



先輩のお母さんは今までにないくらい清々しい笑顔を見せた。






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