またね…
本当の新婚のように、一緒にご飯を作って、食べて、一緒に寝て…
次の日はお買い物に行ってペアのマグカップを買ったり、おそろいのお弁当箱を買った。


とにかく幸せだった。




それでね、わかったんだ。
本当は先輩、すごいエッチだってことが。


毎日、家に帰って私が夜ご飯の支度してると

「ねぇ、一緒にお風呂入ろっ」
って、後ろから抱きついてきて、耳元で囁くんだ。


「ひゃぁっ」

私は耳に弱いから力が抜けて足に力が入らなくなる。
そして、先輩は言う

「もう、美希ったらエッチなんだから〜」

クスクスと笑って言う。

「先輩の方がエッチ!!」

「だって、美希のことが好きだからさっ…」

先輩は上目遣いで言うんだ。

そんな風に言われたら断れないよ。

「わかったよ…」

「じゃあ、今日はカップラーメンね♪」

先輩と私はお風呂でも1つになった。




先輩の好きな食べ物もわかった。

私のハンバーグを大好きって言いながら食べてくれた。


こんな嬉しさは初めてだった。



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