またね…

友達

｢み、、、美希!?｣


｢うん…。ごめん。急に。｣


香奈はびっくりしすぎて固まっていた。


当たり前だよね。

ごめんね。

もう香奈しか頼れる人がいないんだよ。



｢ぜ、全然！むしろ待ってた!!｣


そう言って香奈は部屋に連れて行ってくれた。

香奈の部屋…。懐かしいな。

待っていると香奈と今年高2になる香奈の弟の光輝にケガの手当てをしてもらった。


光輝は年が近いから同い年かのように、よく遊んでいた。



出血してる所は消毒液できれいにしてもらって、絆創膏を貼ってもらった。

痣になったところも、シップでなるべく痛くならないようにしてくれた。



2人とも、本当に感謝してる。
ありがとうって言いたいけど、口の中も切れてるみたいで口が開かない状態だった。



香奈のお父さんが歯医者だったから口の中を見てもらって口が開くようにしてもらった。



本当に香奈の家族はいいね。





本当に…
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表紙・目次

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