またね…

ライバル

あの日から私はずっとお見舞いに行かなかった。


行っても何を話すわけではなく、どうせ、千春ちゃんがいる。



本当は千春ちゃんに怒鳴りつけてやりたい。



でも、私が何を言おうと、あの子は諦めてはしないと思う。


だから、私は先輩を信じるよ。


それで先輩が千春ちゃんを選んだなら仕方ないね。


私も頑張って諦めるよ。






今、先輩は何をしてるのかな…


お昼ご飯の時間かな…




とか、考えてしまう。





先輩は元気ですか?




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