またね…
〈先輩の気持ち3〉




俺は早川と付き合っていたんだ。


俺の頭の中で今までの思い出がビデオテープのように巻き戻された。


あの弁当箱は千春の物なんかじゃない。




美希のだ。




美希…



ごめん。





やっと思い出したよ。





今までつらい思いをさせたな。




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