またね…

神様…

神様はどこまで苦しませれば済むの?



これも試練?



こんなきつい試練なんてないね。



それとも私達を離そうとしてるの?



ねぇ…



答えてよ。






私はベッドの中でずっと考えていた。

自問自答をしたりもした。
でも、答えては1つなんだ。

先輩と私はもう会うことはないと。



本当のことを言うと、千春ちゃんが言ったとき、私も言おうと思っていた。


でも、それじゃダメなんだ。


先輩が想ってからじゃないとダメなんだ。


だから先輩は千春ちゃんを選んだんだと思う。


先輩も千春ちゃんが好きなんだね。



私の力不足。



あのとき、言っておけばよかった…


とか、色々後悔することは多いけど、


もう戻ることは不可能なんだ。


私は香奈に言われたようにこれからはこの気持ちを大切にして行く。



いつ、他に好きな人ができるかわからないけど…


でも、他の人だったら私はこんな気持ちでいられないかもな。


辛いことを乗り越えて来た私達だからわかることって沢山あると思うんだ。


だから、もう少しだけでいいから好きでいさせてね。





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