【完】私は貴方を愛せない
誕生日
-3ヶ月後-
桜や花が咲き始める季節になった。
私はそんな道を歩き始める。
今日もあのお店だ。
昼間から出勤すれば一日で300万円ほどためる事もできるようになった。
だから私は心身の事は気にせず、ただ男のモノを咥えまくった。
だけどそんな私の癒しは斗真君からの連絡。
彼が私の連絡先を知ってから、毎日のように送られてくるのだ。
主にLINEが多い。
電話は私を気遣って出来る時だけでいいと言う。
無理強いをせず、ただ私を無償で愛してくれている斗真君。
『おはようございます!今日も頑張ってください!俺も初☆殺人事件です(^v^)』
星付けるところじゃないのに・・・。
それでも刑事なの?
そんなような事を書いて、少し説教くさいLINEを送り返した。
『すいませんっ・・・調子乗りました(-_-;)そうだ、明日あの喫茶店で会えませんか?』
それはお誘いのLINEだった。
私も心身ともに疲れ果てていたから、薬である斗真君を利用しようと思いOKした。
「利用・・・か。本当最低だな私」
私は一言呟いて店の中に入っていった。