契約妻ですが、とろとろに愛されてます
「柚葉?」
「琉聖さん……さっき、柚……葉を食べたいって……契約書には求めた時には応じることって……」
「ゆず!?何を言っているんだ!?」
私の顎に琉聖さんは手を添えると自分の方へ軽く向かせられた。
「どうした?ゆず」
私の気持ちを探ろうとする金色の瞳……私はこの瞳に……ひと目見た瞬間から囚われていたんだと悟った。すぐ近くに琉聖さんの整った顔があって心臓が音をたてて暴れ始めた。
「その呼び方……好き……」
瞳は琉聖さんの瞳に魅入ってしまい逸らすことが出来ない。
「キスして……」
「ゆず、煽らないでくれ」
「お願い……」
琉聖さんは頭を下げて私の唇にキスを落としてくれる。ごく軽いちゅっと音をたてるキスに私は不満の声を漏らす。
「もっと……」
目を閉じて誘惑の言葉を口にする。自分から誘うなんて……今までの私じゃないみたい……。
琉聖さんは喉から絞るような声をだすと、唇を重ね合せる。
私の上唇と下唇を順に啄むように琉聖さんは刺激を与え始めた。そのキスに応えるように私の唇は開くと、琉聖さんは舌先をそっと押し入れてくる。舌先は歯列をなぞり、更に深く舌を差し入れると私の舌を掴まえた。
「ん……っ……」
深まるキスに、どんどん身体が熱くなっていく。
熱い唇は耳元に移り、耳朶をやんわり刺激してくる。吐息と愛撫だけで立っていられなくなりそうだ。
「あぁ……っ……」
「ゆず……」
倒れないように琉聖さんのシャツを掴むのが精一杯。琉聖さんの唇は耳から首筋を刺激しながら、鎖骨にたどり着く。
「俺の自制心をどうしてくれる……?」
再び唇を重ね合せると、琉聖さんは形の良い眉を寄せて囁いた。
「自制心なんて……いらない……」
「いつも素直でいろよ 可愛いから」
琉聖さんの魅惑的な微笑みで、更に足の力が抜けそうになる。私の身体を抱き上げると寝室へ向かった。
「琉聖さん……さっき、柚……葉を食べたいって……契約書には求めた時には応じることって……」
「ゆず!?何を言っているんだ!?」
私の顎に琉聖さんは手を添えると自分の方へ軽く向かせられた。
「どうした?ゆず」
私の気持ちを探ろうとする金色の瞳……私はこの瞳に……ひと目見た瞬間から囚われていたんだと悟った。すぐ近くに琉聖さんの整った顔があって心臓が音をたてて暴れ始めた。
「その呼び方……好き……」
瞳は琉聖さんの瞳に魅入ってしまい逸らすことが出来ない。
「キスして……」
「ゆず、煽らないでくれ」
「お願い……」
琉聖さんは頭を下げて私の唇にキスを落としてくれる。ごく軽いちゅっと音をたてるキスに私は不満の声を漏らす。
「もっと……」
目を閉じて誘惑の言葉を口にする。自分から誘うなんて……今までの私じゃないみたい……。
琉聖さんは喉から絞るような声をだすと、唇を重ね合せる。
私の上唇と下唇を順に啄むように琉聖さんは刺激を与え始めた。そのキスに応えるように私の唇は開くと、琉聖さんは舌先をそっと押し入れてくる。舌先は歯列をなぞり、更に深く舌を差し入れると私の舌を掴まえた。
「ん……っ……」
深まるキスに、どんどん身体が熱くなっていく。
熱い唇は耳元に移り、耳朶をやんわり刺激してくる。吐息と愛撫だけで立っていられなくなりそうだ。
「あぁ……っ……」
「ゆず……」
倒れないように琉聖さんのシャツを掴むのが精一杯。琉聖さんの唇は耳から首筋を刺激しながら、鎖骨にたどり着く。
「俺の自制心をどうしてくれる……?」
再び唇を重ね合せると、琉聖さんは形の良い眉を寄せて囁いた。
「自制心なんて……いらない……」
「いつも素直でいろよ 可愛いから」
琉聖さんの魅惑的な微笑みで、更に足の力が抜けそうになる。私の身体を抱き上げると寝室へ向かった。