契約妻ですが、とろとろに愛されてます
琉聖Side
パソコンの画面を見ていた俺は目の端に柚葉が見え、視線をドアに移した。
「ゆず」
俺は恥ずかしそうな柚葉にこちらへ来るように手招きする。柚葉は頬を赤らめながら入って来た。顔が赤いのはわかっている。ナイトドレスのせいだろう。清楚な白は柚葉に良く似合い、すぐにでも抱きたくなる衝動を抑えなければならないほどだ。
それでも触れたくなるのは止められない。
「そんなにきれいだと仕事を放り出してしまいそうだ」
俺は手を伸ばし乾いたばかりのふんわりとした髪に指を入れ撫でる。反対の手で柚葉を膝の上に座らせる。
「おやすみなさいを言いにきたの」
膝の上に座らせると、ちょうどシミ一つない滑らかな背中が目の前にある。
「あぁ……」
無意識に返事をするが、俺の意識はきれいな柚葉の背中だ。滑らかなそこに唇を落とすと、柚葉が甘い声を漏らす。
「ぁ……っ……」
舌で肩甲骨をなぞると、コンディショナーとボディソープの香りが漂う。このまま続けていると、自制心が効かなくなるだろう。俺は最後にうなじにキスを落とすと柚葉を膝の上から降ろした。
「もう少しかかる 先にオヤスミ」
「お、おやすみなさいっ」
俺から解放された柚葉はゆでだこのように顔を真っ赤にさせ、慌てて裸足で書斎から逃げた。
床に残されたふわふわのスリッパを見て俺は微笑んだ。
パソコンの画面を見ていた俺は目の端に柚葉が見え、視線をドアに移した。
「ゆず」
俺は恥ずかしそうな柚葉にこちらへ来るように手招きする。柚葉は頬を赤らめながら入って来た。顔が赤いのはわかっている。ナイトドレスのせいだろう。清楚な白は柚葉に良く似合い、すぐにでも抱きたくなる衝動を抑えなければならないほどだ。
それでも触れたくなるのは止められない。
「そんなにきれいだと仕事を放り出してしまいそうだ」
俺は手を伸ばし乾いたばかりのふんわりとした髪に指を入れ撫でる。反対の手で柚葉を膝の上に座らせる。
「おやすみなさいを言いにきたの」
膝の上に座らせると、ちょうどシミ一つない滑らかな背中が目の前にある。
「あぁ……」
無意識に返事をするが、俺の意識はきれいな柚葉の背中だ。滑らかなそこに唇を落とすと、柚葉が甘い声を漏らす。
「ぁ……っ……」
舌で肩甲骨をなぞると、コンディショナーとボディソープの香りが漂う。このまま続けていると、自制心が効かなくなるだろう。俺は最後にうなじにキスを落とすと柚葉を膝の上から降ろした。
「もう少しかかる 先にオヤスミ」
「お、おやすみなさいっ」
俺から解放された柚葉はゆでだこのように顔を真っ赤にさせ、慌てて裸足で書斎から逃げた。
床に残されたふわふわのスリッパを見て俺は微笑んだ。