契約妻ですが、とろとろに愛されてます
クリスマスパーティー
琉聖Side
今日はクリスマス・イブ。
俺が出社する時も柚葉はぐっすり眠っていた。起こすのは可哀想だが、昨晩も会えずじまいだったせいで、今朝は起こして話をしてから出掛けようと思った。
支度を終えて柚葉の眠るベッドに腰をかけ、ぐっすり眠っている頬をさわさわと撫でる。
「ん……」
ビューラーなど、何もしなくてもクルッと上を向いた睫が動く。
「ゆず」
名前を呼ばれた柚葉の瞼が開く。まだ眠そうだが、俺の顔を見てハッと目が覚めたようだ。
「琉聖さん……えっ!?朝っ!?」
ベッドルームに日が射しこんでいる。高層のマンションのベッドルームは太陽をさえぎる建物はなく、ブラインドを開けると燦々と日が射すのだ。
「おはよう ゆず」
起き上がった柚葉の唇にキスを軽く落とす。その唇はいつもより体温が高いような気がする。
「ゆず、具合悪いのか?熱を測ろう」
「ううん、全然大丈夫だよ 熱なんてないから」
柚葉は笑みを浮かべて言う。
「ならいいが……行ってくるよ」
必要以上に身体を心配すると、柚葉は嫌がる。
俺は柚葉の髪をくしゃっとさせるとベッドから離れた。
今日はクリスマス・イブ。
俺が出社する時も柚葉はぐっすり眠っていた。起こすのは可哀想だが、昨晩も会えずじまいだったせいで、今朝は起こして話をしてから出掛けようと思った。
支度を終えて柚葉の眠るベッドに腰をかけ、ぐっすり眠っている頬をさわさわと撫でる。
「ん……」
ビューラーなど、何もしなくてもクルッと上を向いた睫が動く。
「ゆず」
名前を呼ばれた柚葉の瞼が開く。まだ眠そうだが、俺の顔を見てハッと目が覚めたようだ。
「琉聖さん……えっ!?朝っ!?」
ベッドルームに日が射しこんでいる。高層のマンションのベッドルームは太陽をさえぎる建物はなく、ブラインドを開けると燦々と日が射すのだ。
「おはよう ゆず」
起き上がった柚葉の唇にキスを軽く落とす。その唇はいつもより体温が高いような気がする。
「ゆず、具合悪いのか?熱を測ろう」
「ううん、全然大丈夫だよ 熱なんてないから」
柚葉は笑みを浮かべて言う。
「ならいいが……行ってくるよ」
必要以上に身体を心配すると、柚葉は嫌がる。
俺は柚葉の髪をくしゃっとさせるとベッドから離れた。