契約妻ですが、とろとろに愛されてます
突然
翌日、目覚ましの音で目を覚ますと頭に石がのったように重く額が熱い。
「ゆず?遅刻するわよ?」
いつも下に降りる時間になっても現れない私をお姉ちゃんが起こしに来た。
「お姉ちゃん……風邪引いちゃったみたい」
「ちょっと待ってなさい 体温計を持ってくるから」
持って来てくれた体温で計ると三八・三度。
「病院に行く?」
「ううん 大丈夫 薬飲んで寝るから」
「そう?なるべく早く帰ってくるから ちゃんと寝ているのよ?」
まるで亡くなった母のようだ。
お姉ちゃんの作ってくれたおかゆを少し食べて解熱剤を水で流し込む。
部屋に戻り、会社に病気で欠勤の電話をかけると再び眠った。
~~~~~♪
携帯が鳴っている……。
その音にハッと目が覚めて、枕元の携帯電話を手にする。
「もしもしっ!?」
『どうした?何回も鳴らしたぞ?』
琉聖さんだった。その声を聞くと嬉しくて心臓が暴れはじめる。
「あ……ごめんなさい」
『どうした? 昼休みだろう?』
「……風邪を引いて家なんです」
『風邪? 熱は高いのか?』
「楽になったから下がったみたいです 何か……?」
『いや いい ゆっくり休め』
そう言うと琉聖さんからの電話は切れてしまった。
「ゆず?遅刻するわよ?」
いつも下に降りる時間になっても現れない私をお姉ちゃんが起こしに来た。
「お姉ちゃん……風邪引いちゃったみたい」
「ちょっと待ってなさい 体温計を持ってくるから」
持って来てくれた体温で計ると三八・三度。
「病院に行く?」
「ううん 大丈夫 薬飲んで寝るから」
「そう?なるべく早く帰ってくるから ちゃんと寝ているのよ?」
まるで亡くなった母のようだ。
お姉ちゃんの作ってくれたおかゆを少し食べて解熱剤を水で流し込む。
部屋に戻り、会社に病気で欠勤の電話をかけると再び眠った。
~~~~~♪
携帯が鳴っている……。
その音にハッと目が覚めて、枕元の携帯電話を手にする。
「もしもしっ!?」
『どうした?何回も鳴らしたぞ?』
琉聖さんだった。その声を聞くと嬉しくて心臓が暴れはじめる。
「あ……ごめんなさい」
『どうした? 昼休みだろう?』
「……風邪を引いて家なんです」
『風邪? 熱は高いのか?』
「楽になったから下がったみたいです 何か……?」
『いや いい ゆっくり休め』
そう言うと琉聖さんからの電話は切れてしまった。