**吸血鬼と暴走族**[完]


「…放送で呼ぶか?」


「あぁ、頼む。」


玖遠はそう言うと、机の上にあったマイクのスイッチを付けた


ピーンポーンパーンポーン


『神崎、北条、池永ツインズ、新城。


今すぐ理事長室に来い。


絶対だからな!!


分かったか!?ってか、分かれよ!!』


ピーンポーンパーンポーン


………どんな放送だよ…


「あ~、スッキリした!!」


…本当に玖遠はスッキリしたような顔をしている


バタバタバタッ


……ん?


足音か??


約6人だな…


さっき呼んだ奴らか?


コンコン


「神崎、北条、池永、八神、新城です。」


…ほぉ、最近の若者は偉いな


俺などノックもしなかったぞ?


作)…威張るとこやなぃ…


「おぉ、入れ。」


「「「「「失礼します。」」」」」


「………失礼します………。」


ガチャ


ほぉぉ、最近の奴らって顔が整っているのが多いな


俺はキモイが


作)(…ボクより可愛いくせに。)


「おぉ!!来たか!!!」


「貴方が来いと言ったんですよ。」


へぇ、あの眼鏡、しっかりしているな


「「でも、暇だったから別に良かったですよ♪」」


…あの2人は、ドッペルゲンガーか?


よく似ているが、全然似てないな…

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