**吸血鬼と暴走族**[完]
--これから私が話す物語は、まだ雷斗が生きていた時の物語
雷「冷音。」
冷「ん?何だ?」
雷「……俺と旅をしていて楽しいか?」
私は雷斗と森の中を歩いている最中だった
すると、雷斗は立ち止まり真剣な瞳で変な事を聞いてきた
冷「…雷斗が居るから楽しい、じゃ駄目か?」
私は首を傾げながら聞くと、雷斗は薄く微笑んだ
雷「そぉか。ありがとな、冷音。」
雷斗は薄く微笑んだまま私の頭を優しく撫でた