**吸血鬼と暴走族**[完]






その後も拷問のように色々聞かれたが、ほとんど黙秘で終わったなぁ


狼「なぁ、冷音。」


冷「何?」


狼「俺たちってどっかであったことあったのか?」


ドキンッ


冷「…何でだ?」


狼「お前が俺に触れたとき、懐かしい感じがしたからだ。」


会ったこと、か…


冷「………さぁな。」


狼夜は少し、不機嫌そうな顔をする


冷「(クスッ」


全「////」


冷「…例え、俺が教えても狼夜、お前は思い出せないよ。」


紫「??


それは何でですか?」


冷「………それだけ昔の話しだってだけだ。」


全「………………。」


冷「……悪いな。空気を重くして。」


蒼・藍「大丈夫だよ♪


それより冷音!!


ゲームしよ♪♪」


冷「??


どんな??」


蒼・藍「蒼と藍はどっちでSHOW♪」


…………しょうもなさそう


まぁ、言ったら後が怖いから言わないけど………


そう思っていると、蒼と藍はもの凄いスピードで回転する


蒼・藍「どっっちだ♪」


冷「右が藍で左が蒼。」


俺は指を差しながら平然と答える


蒼・藍「!!!!


……………ブッブーー!!


不正解ぃぃ!!」


………じゃあ、今の間は何だよ………



< 22 / 224 >

この作品をシェア

pagetop