**吸血鬼と暴走族**[完]
紫「………珍しいですね………。」
??何がだ??
冷「何が珍しいんだ?」
紫苑は少し動揺しながら俺に説明してくれる
紫「……慧って金龍の中で一番無口で無愛想なんです。
なので、慧が自分から話して、笑いかけるのが珍しいんと言うか………。」
………そうなのか………
刃「…………。」
………そう言えば、さっきから刃、一言も喋ってないな
やっぱり、俺が女だからか………
狼「なぁ、冷音。」
冷「ん?何だ?」
狼「金龍に入らねえか?」
冷「……………………………………………………………………は?」
蒼・藍「俺(僕)はさんせーーーい!!」
紫「私も賛成です。」
慧「…………俺も。」
全「(ジーーーーー」
刃「…………勝手にすれば良いだろ。」
狼「じゃあ、決まりd「ちょっと待て。俺は賛成した覚えは無いし、喧嘩なんて出来ないぞ!」」
………いや、多少は出来るが………
狼「問題ない。金龍と言っても姫だからな。」
ドクンッ
冷「………姫………。」
蒼・藍「そう!!
俺(僕)たちで冷音を守るんだぁ!!」
………うん、知ってる
でもその前に、確認しなくちゃいけないことがある
冷「なぁ、狼夜。」
狼「何だ?」
冷「…………お前は金龍の総長だよな。」
狼「あぁ、そうだが。」