**吸血鬼と暴走族**[完]
--300年間の眠りから目が覚めると、異空間に入り、戦があった空間へと行く
そこは、ビルやマンションなどが立ち並んでおり、頑丈な家が色んな箇所にあった
………そう言えば、こんな未来もあったな
路地裏だからか、人間からは特に影から出てきたところは見られていなかった
この時代に馴染む服を作り出し、身にまとう
作)作り方は企業秘密と言うことで(・∀<)⌒☆
路地裏を出て、空を見上げると、満月が出ていた
………夜だったのか
我は街を出るために、タクシーに乗って町を出る
現金は勿論持ち合わせていた
………久々にあそこに行くか………
我は運転手に道を教えてその場所に行ってもらった
着いた場所は街の雰囲気とはかけ離れた森林の外だった
現金を運転手に渡すと、タクシーを出て、森林の中へと入っていった
少し歩くと、古い木が立っていた
その木に手を添える
……この木は雷斗と出会った時に我が登り、座っていた木だ
吸血鬼には、触れたものの寿命を長くする特性がある
だが、流石に普通の木に400年は長すぎたか……
我は木に息を吹きかけた
すると、木は砂となって、宙を舞う