ヤンキーガール×ヤンキーボーイ
「……はっ……?」
とつぜん……なに?
あたしが戸惑っていると、龍の顔がスッと無表情に戻った。
「お前、ここにいたいか?」
……ふと気がつくと、さっきまでじゃれていた連夜たちも、詩音も、亮平も、みんながあたしを見ていた。
「いたいって……まだきたばっかりだし……」
「お前マジで入んのか?」
連夜がケロッとサラッときいてきた。
「いやいやいや、マジもなにも……マジじゃなかったら昨日のは何さ?」
「あれがないとお前、ここに来にくいだろ」
そう答えたのは龍だった。
そして……
「昨日、亮平と詩音と話した。」
「……なにを?」