ヤンキーガール×ヤンキーボーイ




「……はっ……?」






とつぜん……なに?






あたしが戸惑っていると、龍の顔がスッと無表情に戻った。






「お前、ここにいたいか?」






……ふと気がつくと、さっきまでじゃれていた連夜たちも、詩音も、亮平も、みんながあたしを見ていた。







「いたいって……まだきたばっかりだし……」







「お前マジで入んのか?」







連夜がケロッとサラッときいてきた。







「いやいやいや、マジもなにも……マジじゃなかったら昨日のは何さ?」







「あれがないとお前、ここに来にくいだろ」






そう答えたのは龍だった。






そして……




「昨日、亮平と詩音と話した。」







「……なにを?」

< 132 / 286 >

この作品をシェア

pagetop