ヤンキーガール×ヤンキーボーイ
ハッと振り向くと運転席には……
「亮平?!」
「聞きましたよ、昨日「のことは触れないでねー」」
「だからなんでお前が気まずがってんだよ」
「逆になんで気まずくないの?連夜ってアホ?アホなの?」
あたしが問い詰めると連夜は戸惑ったような顔をした。
「悪かったな」
「……は?いや、アホなのはもう知ってたけど」
「そっちじゃねーよ」
はぁ、とため息。
「昨日の話」
「……あたしに謝るなし」
「というと思って天才!な連夜様はすでにあいつらには言ってきたんだなー」
「マジだれだよお前」