ヤンキーガール×ヤンキーボーイ



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「じゃあおやすみ」





下着も買ってお風呂にも入って、みんなとメアド交換して満足なあたしは寝室のドアを開いた。





「ああ。」





「おいメスブタ!!明日は亮平来ないからな!!」





「え……マジ?!」




また来ない?!






「あぁ残念だな!」






シシシ、と笑うそいつ。







「もぉー何かいっつもタイミング悪いよね



なにしてんだろ?」







「夏希ちゃんおやすみー」






詩音が向こうからやってきてニコニコしながらあたしにパタパタと手をふった。









ーーーそれ以上踏み込むな。ーーー








冷えた目はそう言っていた。





「……おやすみ。」









あたしはドアを閉めた。
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