ヤンキーガール×ヤンキーボーイ
「じゃ、お世話さまでした」
「おー、また来いや、あいつらとでも」
「まぁ気が向いたら」
あたしはそう答えて≪Black cat≫を出た。
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……あたしはなんて、
「名前吐けや!あぁん?!」
「おらぁなんとか言ったらどうだ!」
なんて、不運なんだろう。
はい、状況説明します。
歩道橋の下で、ドガッ!ガコッという変な音をきいてしまったあたしはそのまま歩いてゆくとか耐えきれずに聞こえてきた路地裏に足を運んでしまった。
そしたらこのザマ。
朝からなんなんだ。