ヤンキーガール×ヤンキーボーイ




「てめぇらどこの族だよあぁ?」






正確にはあたしが絡まれてるわけじゃない。







見覚えのない誰かたちが3人のびてる。






周りには10人くらい、スタンガンやらナイフやらもったやつらが囲んでて、


一人の男はのびてる飛龍の一人にナイフをあてて脅しながら族の名前をきこうとしてて、



あたしはそれを見てる感じ。






っていうか、




「気、失ってんだから応えられるわけねーだろハーゲ」





ビクッ、




と、奴らの肩がゆれて、目がゆっくりあたしを睨む。






「あ?誰だお前」





「……お前に名乗る名前はねーよ。てかそいつら、族入ってねーだろ」






「ほぉう、」





一人が嘲笑しながら飛龍の奴らを蹴った。





「ガッ、」

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