ヤンキーガール×ヤンキーボーイ




「あとは髪の毛だな」






「うん、そうなんだよね。」





肩までかかった茶髪がちょいと邪魔だな。







「ねぇ、ないと思うけどカツラとかって……」






「部屋にある。






取ってくるから待ってろ」



そう言って龍は立ち上がった。






「あ、そうなんだ……」






……バタン。







ドアがしまった。

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