☆starlight☆
「ぇえええ!俺?!」
「そうだよな。やっぱ見つけた張本人が買うべきだよな。」
「それがいいよな♪な!ありゅう☆」
「ニャーオ」
「ちょちょちょ!俺の事情も聞かないで…。」
「お前に事情なんてあるのか?」
「うっ…。」
聖太郎…。今それを言わないでくれ。
「お前確か独り暮らしでペットOKの場所だったよな。」
「……はい。」
「じゃあ決定だ!よかったな!ありゅう☆」
「にゃー♪」
「くっ…くそー(泣)」
「エサとかは俺が奢ってやる。」
「ブラシとかは俺が家からもってくるよ!」
うう…沙之介先輩に友希先輩。
ありがたいのか
恨みたいのかわからないけど
とりあえず…。
「ありがとうございます…。」
「そうと決まれば早速行こうじゃないか。」
にやりとした顔で俺を見ながら言う聖太郎。
くっそー。こいつ…。
俺だけが不機嫌な中で
俺たちはこの子猫に必要な物を買うために
ペットショップへ向かった。