陛下と呼ばれましても


どーしよ。


取り合えずここにいても仕方ないしな……。



「ほらっ、メイユウ!あなた仮にも私の護衛じゃない!」



「嫌ですっ。怒らせたら恐いじゃないですか、お嬢様が行って下さい!」



「ねえ」



「恐そうな男性の所に乙女を一人で行かせる気!?信じられない!」



「お嬢様がいやらしい嫌がらせを受けるなんてまずないと思います!」



「ちょっと!それ私に魅力がないって事!?」





「あたし男じゃないんだけど」






「えっ」



「女の……方?」



< 18 / 18 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

傾国

総文字数/25,847

ファンタジー74ページ

表紙を見る
百物語

総文字数/4,321

ホラー・オカルト13ページ

表紙を見る
海塔にて

総文字数/3,024

恋愛(純愛)10ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop