Love@sea



俺は朱莉の太ももに頭を載せて


膝枕をしてもらった。




「ごめんね?」


「なんで朱莉があやまんの」


「だって、私が早く出てれば良かったでしょ?」


「朱莉のせいじゃない。俺が先に行きたかったんだし。」


「なんで?」


「なんでも。それに膝枕もしてもらってるし。」


「えー、膝枕くらいいつでもしてあげるよ?」


「今言ったからな?」


「えー、じゃあ、やっぱやーめた」


「なんでだよ」


「晴樹変なことしてきそうだもーん」




俺をなんだとおもってんだよ!




悪気なく笑う朱莉は


髪が風になびいてて


海からの反射をうけて



とってもきれいだった。
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