Love@sea

昼下がりのキス




「昼、何食べる?」


「んー、かき氷!」


「それ飯じゃないだろ」


「えー冷たいものしか食べたくないんだもん。」


「絶対腹壊すよ?」


「じゃあ…焼きそば!」


「了解、じゃあ買ってくる。」


「うん、ありがと。いってらっしゃーい」






笑顔で手を振る朱莉を見て



ハッと思い出した。





「ダメだ!朱莉も一緒にいこ!」


「え?」


「いーから。」





朱莉の手をひっぱって


海の家へと向かった。




「はるきー?どうしたの?」


「朱莉、危なっかしいから。」


「えー、待つくらいできたのにぃ。」





いや、絶対無理だ。



変な男に着いていくに決まってる。
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