Love@sea
「晴樹、歩くの速いよ…」
「あ、ごめん」
一刻も早く2人っきりになりたくて
つい早足になってしまった。
適当に空いてる場所にシートをひき
パラソルを建てる。
「うわぁー、晴樹準備いいね!」
「ちょっと休憩してから泳ご。疲れた…」
「さっきの子たち?」
「ん。ああいう感じ、苦手だわ…」
俺が横になろうとすると
朱莉がツンツンとつついてきた。
「ん?」
「ここ、どーぞ?」
笑顔で朱莉が指差したのは
朱莉の脚。
「…どうも。」