恋愛、友情。ときどき涙。2
不思議な気持ち
綾乃side
暑かった夏はあっという間に過ぎ……季節は秋。
体育祭も文化祭も無事に終えた私のクラスは前より結束力が高まったみたいで。
今では私は音ちゃんや三上君以外のクラスメートとも普通に話せるようになりました。
「綾乃、おはよー!」
朝、教室に入ると早速音ちゃんに飛び付かれた。
相変わらず可愛い……。
「うるせぇよ、矢崎」
そんな音ちゃんの頭を軽く小突く三上君。
相変わらずでこぼこしてるなぁ……この二人。
音ちゃんは結城先輩と付き合っている。
先輩が部活を引退して受験勉強に専念し始めてからは会う機会も少なくなってしまったらしいけど、それでも上手くいってるみたい。
私の結城先輩への思いはいつの間にか落ち着いていて、数ヶ月経った今は良い思い出と化している。
暑かった夏はあっという間に過ぎ……季節は秋。
体育祭も文化祭も無事に終えた私のクラスは前より結束力が高まったみたいで。
今では私は音ちゃんや三上君以外のクラスメートとも普通に話せるようになりました。
「綾乃、おはよー!」
朝、教室に入ると早速音ちゃんに飛び付かれた。
相変わらず可愛い……。
「うるせぇよ、矢崎」
そんな音ちゃんの頭を軽く小突く三上君。
相変わらずでこぼこしてるなぁ……この二人。
音ちゃんは結城先輩と付き合っている。
先輩が部活を引退して受験勉強に専念し始めてからは会う機会も少なくなってしまったらしいけど、それでも上手くいってるみたい。
私の結城先輩への思いはいつの間にか落ち着いていて、数ヶ月経った今は良い思い出と化している。
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