りんご飴
次の土曜日。


『お母さん、浴衣おかしくない?』

『大丈夫よ。ほら翔くん待たせちゃまずいでしょ。』

『いってきます。』

家を出ると翔平の姿があった。

制服とはまたなんか違う感じ。

なんて言うのかな?
かっこいい…。


『林歌行こ?』

『うん。』


周りはたくさん夜店が出てる。


『あのさ神社の境内行かない?』


翔平に言われコクンと頷いた。





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