りんご飴
『やっぱり聞いてなかったんだな。』

『だから何が?』


翔平が立ち上がったと思ったらキスなんかしてきた。

絶対あたしの顔は赤い。


『好きな人にあげる飴。』


『え…?』

『俺はガキの頃からお前が好きだったんだよ。なのにおまえは…。』

『今は両思いなんだから関係ないじゃん!!』

『そうだな。』


翔平とあたしはもう一度キスをした。



< 113 / 115 >

この作品をシェア

pagetop