りんご飴
『ふふっ。林歌に言ってあげなよ?』

『なっ…。』

『顔真っ赤。あたし教室戻るから林歌のことよろしく。』

『ちょっ…。』

梨緒ちゃんは保健室を出てった。






『しょ…う…へい…。』

ビク━━━。

名前を呼ばれて、恥ずかしくなった。

『どこ……?』

無意識に俺を呼んでくれてドキドキが増す。




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