りんご飴
『俺はここにいるよ…。』

手を林歌の頭に乗せた。

『あつ…。』

林歌のおでこは熱かった。
顔色もあんまりよくない。
寝苦しそうに、息が乱れてる。


なんで、こんなになるまで我慢してたんだよ。
馬鹿だよ…。

昨日の雨でか?

そんなはずない…。
だって昨日俺より早く帰るの見たんだからな。





< 73 / 115 >

この作品をシェア

pagetop