リア恋DASH!
再び写真に目を落とした。
優しい笑顔の羽鳥
羽鳥はすごくこの子が好きだったんだろうな。
なんであんなことあたしに頼んだんだろう。
今となってはもう聞けないけど、
羽鳥にとって彼女にサヨナラを言いたかったのかななんて、
都合のいい解釈をする。
羽鳥、あたしは羽鳥が気になってしょうがないよ。
「彩夏、この写真あたしに頂戴。」
「え?ああ。いいけど、あんた執事キャラ系好きだったけ。」
「うん。すごく好き。」
「いいよ、いいよ。
そっかそうだったんだ。いつの間にね~♥
じゃあ来週ある執事イベ一緒に行こう!」
「え?来週はちょっと…」
「え~新作映画の真っ黒執事イベなのに残念だね。」
「う~ん。残念だなあ。次何かあったら教えて。」
「了解。じゃ、これもこれもあげるよ。
嬉しいな。
これからは、望南と一緒に執事イベで盛り上がれるな~」
「あ、ありがと。」
いや、一枚でよかったんだけどね、
私の手には、この秋公開になるまっ黒執事ネタのコスの生写真が
数十枚握らされた。
はは、今更ながらハマってるなあ彩夏も。
「ああ、急にトンちゃんに会いたくなっちゃった。
ごめん望南。
あたし5組行ってくる~」
トンちゃんとは彩夏の彼。
これが、ちっともイケメンじゃない。
子豚くんみたいなコロンとした男の子。
彩夏は彼をトンちゃんと呼び可愛がっている。
ちょっと前にあった
アクセスワールドというアニメの主人公の男の子に似てる
と夢中になって以来、
猛アタックでゲットしたんのだ。
彼女はリアルでもちゃんと恋愛してる。
優しい笑顔の羽鳥
羽鳥はすごくこの子が好きだったんだろうな。
なんであんなことあたしに頼んだんだろう。
今となってはもう聞けないけど、
羽鳥にとって彼女にサヨナラを言いたかったのかななんて、
都合のいい解釈をする。
羽鳥、あたしは羽鳥が気になってしょうがないよ。
「彩夏、この写真あたしに頂戴。」
「え?ああ。いいけど、あんた執事キャラ系好きだったけ。」
「うん。すごく好き。」
「いいよ、いいよ。
そっかそうだったんだ。いつの間にね~♥
じゃあ来週ある執事イベ一緒に行こう!」
「え?来週はちょっと…」
「え~新作映画の真っ黒執事イベなのに残念だね。」
「う~ん。残念だなあ。次何かあったら教えて。」
「了解。じゃ、これもこれもあげるよ。
嬉しいな。
これからは、望南と一緒に執事イベで盛り上がれるな~」
「あ、ありがと。」
いや、一枚でよかったんだけどね、
私の手には、この秋公開になるまっ黒執事ネタのコスの生写真が
数十枚握らされた。
はは、今更ながらハマってるなあ彩夏も。
「ああ、急にトンちゃんに会いたくなっちゃった。
ごめん望南。
あたし5組行ってくる~」
トンちゃんとは彩夏の彼。
これが、ちっともイケメンじゃない。
子豚くんみたいなコロンとした男の子。
彩夏は彼をトンちゃんと呼び可愛がっている。
ちょっと前にあった
アクセスワールドというアニメの主人公の男の子に似てる
と夢中になって以来、
猛アタックでゲットしたんのだ。
彼女はリアルでもちゃんと恋愛してる。