リア恋DASH!
マッテリアでハンバーガーを食べながら、

羽鳥はラノベの事を熱く語る

こんな奴だったのか、

う~ん人間て奥が深い?


「あと2時間くらいで、映写時間になっちゃうから、

 ハンDOあたりで時間潰してって感じだな。

 J-ランドは今日は無理かなあ。」


「また来ればいいだろう?」


「また?」


「まあすぐには無理だけどさ。」


「う…うん」


「何?」


「ううん、なんでもない。」


羽鳥は分かってるのかなあ

またってことは、

また一緒に来るってことで、

これは一応デートで…


またってことはデートするってことになるんだけどな。


「行くか?ハンDO」


そう言って羽鳥は立ち上がると、

ハンバーガーの包み紙ををぐしゃぐしゃって丸めた。


「ま、待って待って!」


慌ててシェークを吸い上げると

ストローが詰まってうまく吸えなくなって

余計焦って、苦しくなってしまった。


「うっうーっ」


カッコ悪い。あたしってば、やんなっちゃうっ

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